初版より5年、この間に民主党への政権交代を経て「地域主権改革」による制度改正、平成23年・24年の地方自治法改正があり、再び政権交代がなされた。そのような政治状況の中でも地方分権改革において自治体のあり様はその主役となる。地方自治や自治体行政の制度的な仕組みについて、初めて学ぶ方にもわかりやすく、かつ一定の実務の処理にも参考となるレベルまで一通りの知識や考え方が身に付くという初版のねらいを維持しつつ改訂
目次
第1章:地方自治の意義と自治体
第2章:自治体の意思決定と直接請求
第3章:中央・地方関係と地方分権改革
第4章:自治体の事務と国の関与のあり方
第5章:議会制度と議員
第6章:議会と長との関係
第7章:執行機関と行政組織
第8章:自治体法務と条例
第9章:自治体の財政構造
第10章:自治体の財務活動
第11章:監査と住民訴訟
第12章:自治体相互間の関係