日本の民俗信仰

宮本袈裟雄/谷口 貢 編著
共著者:宮内貴久/小島孝夫/八木 透/牧野眞一/森 隆男/蒲池勢至/西海賢二/鈴木岩弓/常光 徹/松崎憲三/古家信平/曽 士才/島村恭則
本体価格:2300円
ISBN978-4-8429-1489-3
4/6判 / 並製 / 244頁 / 2009年 6月発行

民俗信仰の主要研究を民俗学の立場から示し、人々の生活に生きる民俗信仰の意味や意義を現在的視点でとらえる



民俗信仰で祀られる神仏は、生活の中に様々なかたちで見出すことができる。それらを考察していくことで、人々が生活の中で何を大切にしてきたのかについて理解を深めていけよう。民俗信仰の主要研究を民俗学の立場から示すとともに、民俗信仰が人々の生活の中でどのような意味や意義をもっているのかという現在的視点を盛り込んで論述

目次


1:民俗信仰の多様性と重層性
2:民俗信仰研究の歩み
3:家の神信仰―屋内神と屋敷神─
4:なりわいと民俗信仰
5:通過儀礼と民俗信仰
6:講と小祀の信仰
7:神社祭祀からみた民俗信仰
8:仏教と民俗信仰
9:山岳信仰と社寺参詣
10:宗教的職能者と民俗信仰
11:巫女とシャーマニズム
12:俗信と心意現象
13:現代社会と民俗信仰
特論1:沖縄の民俗信仰
特論2:華僑・在日朝鮮人と民俗信仰