政治の混迷が継続し、日本を取り巻く国際経済・国際政治も様々な問題がある。こうした私たちを取り巻く「環境」が不透明で流動的であればあるほど、社会に安定と秩序をもたらす道具としての「法」、その頂点に位置づけられる憲法を学び、しっかりした足場を築いていくことが必要ではなかろうか。基本的な構成はそのままに、前回の改訂より現れた新しい判決や議論の加筆、参考文献の訂正等を行う
目次
第1部:概説
1:日本国憲法の成立と基本原理
2:国民主権と天皇制
3:平和主義と国際協調主義
4:基本的人権の総則と享有主体
5:基本的人権の分類と保障の限界
第2部:設問と解説
1:外国人の人権
2:私人間効力
3:自己決定権
4:公務員の人権
5:平等原則
6:信教の自由と政教分離
7:表現の自由に対する規制
8:知る権利とプライバシー
9:インターネットによる規制
10:職業選択の自由
11:教育を受ける権利
12:選挙制度(全国民代表)
13:国会(各議院)の権能
14:立法過程
15:内閣制度
16:司法制度
17:違憲審査
18:地方自治
第3部:インターネット活用版レポートの考え方・書き方
Ⅰ:インターネット情報編
Ⅱ:文献調査編
資料/事項索引/判例索引