変動する社会と生活

宮本和彦 編著
共著者:柳澤孝主/菊池真弓/幡山久美子/古市太郎/高木竜輔
本体価格:2100円
ISBN978-4-8429-1762-7
A5判 / 並製 / 184頁 / 2020-04発行

身近な出来事と、より大きな社会的領域で生じている変動とを関連づけ、発生する問題を社会学的視点から捉え、その解決の糸口を模索



グローバル化、格差の拡大、少子高齢人口減少社会の進展といった社会変動の中に身を置きながらも、私達は身のまわりで起こっている様々な出来事との関連の中で生活している。それら身近な出来事と、世界や日本社会、あるいは労働領域や地域社会といったより大きな社会的領域で生じている変動とを関連づけながら、そこで生起している問題や発生が危惧される問題を社会学的視点から捉え、その解決の糸口を模索することが本書の狙いである。自分が生きている社会を全体的に把握し、将来の社会の在り方を考える契機となる内容

目次


第1章 人間の社会性
第2章 社会の変化と生活
第3章 家族の多様化
第4章 人口構成の変容
第5章 地域社会の変容とコミュニティの形成
第6章 格差社会と貧困
第7章 社会問題と社会的孤立
第8章 医療の格差と高度化
第9章 社会福祉と生活
第10章 環境とリスク
第11章 共生社会の構築へ向けて