政府の活動を経済学的に分析する公共経済学は、近年、その重要性が注目されるようになり、わかりやすく解説された入門書が待望されている。本書はこうした需要に応えるべく工夫を凝らした、最新の入門書である。
目次
はしがき
第1章:公共部門の現状と課題
第2章:市場の効率性と市場の失敗
第3章:公共財の理論と現実
第4章:外部性と環境政策
第5章:公共料金と規制緩和
第6章:所得分配と租税、社会保障政策
第7章:公共選択と政治過程
第8章:政府の失敗
第9章:地方分権とニュー・パブリック・マネジメント
参考文献/練習問題の解答/重要用語解説