決定的な名声を得る前の作曲家ワーグナーが、すでに作曲家として名を馳せ引退生活を送っていたロッシーニのもとを訪れたことがあった。その時、立ち会ったミショットによる訪問記であり談話録。ベートーヴェンの経済状況や、バッハやモーツァルトの天才ぶり、ウェーバーやメンデルスゾーンの功績など、19世紀前半の楽壇への印象や思い出を交わしつつ、当時のオペラ改革や、「未来の音楽」を打ち出すワーグナーの持論が展開される。そこに立ち会ったからこそ描ける二大作曲家たちの「真実味ある対話」を味わってほしい
一般社団法人国際総合芸術研究会 岸純信選書
ワーグナーとロッシーニ 巨星同士の談話録
カテゴリー: 文化・民俗 エドモン・ミショット著/グザヴィエ・ラカヴァルリ解説/岸 純信 監訳 / 発行年:2024年07月31日 決定的な名声を得る前の作曲家ワーグナーが、すでに作...
パリと共に70年 作曲家ビュッセル回想録
カテゴリー: 文化・民俗 アンリ・ビュッセル著/岸 純信監訳 / 発行年:2024年07月23日 フランス楽壇の第一線で作曲編曲家・指揮者・音楽教師...