ミクロ経済学の基本を身につければ、現実の経済を理論的に把握でき、その問題点や政策の意味するところを理解できよう。ミクロ経済学が追求する「効率性」の含意や条件などを基本的な概念を用いて丁寧に説明、望ましい社会を考察するために「公平性」の考え方も大きく扱う。経済用語の意味や数学的表現をわかりやすく解説、ミクロ経済学をはじめ財政学や公共経済学の基本を学ぶのに最適
目次
第1部:市場機構と効率性
第1章:市場と経済
第2章:消費者の理論
第3章:企業の理論
第4章:市場機構と市場均衡
第2部:市場の失敗と政府の役割
第5章:政府の役割
第6章:市場の失敗
第7章:経済政策
第3部:公共部門の経済学
第8章:公共支出の理論
第9章:課税の理論
第10章:公平の概念
第4部:経済理論の展開
第11章:消費者理論の展開
第12章:最適商品課税論
第13章:最適所得税論
数学付録