さまざまな場面で企業の影響を大きく受ける現代社会では、企業の仕組みや経営のあり方について関心をもって考えていくことが求められています。企業の仕組みやあり方を学ぶことで、ヒトや組織、社会をみる目を養い、現代社会の諸問題にも多様な視点からアプローチできるようになるでしょう。本書に詰まっている実践に役立つ経営管理の諸理論は、グローバルに広がる状況のなかで、自身のキャリア形成に役に立つものとなるはずです
目次
第1章 経営学とはどんな学問か?(1.企業と経営管理 2.経営の目的)
第2章 経営管理の発展(1.「経営学の父」テイラーの課業管理 2.フォードの大量生産システム 3.「経営管理の父」ファヨールの管理過程論 4.経営管理の展開)
第3章 経営組織のデザイン(1.組織デザインの基本的な考え方 2.組織管理の原則 3.職能別組織と事業部制組織 4.組織構造のバリエーション 5.組織構造の選択)
第4章 経営戦略(1.経営戦略とは 2.競争戦略論 3.創発型戦略 4.経営戦略の策定 5.マーケティングの基本概念)
第5章 経営資源の管理(1.経営資源と経営環境 2.経営資源の集合体としての企業 3.資源管理の新潮流 4.情報資源の功罪)
第6章 組織文化(1.組織文化とは 2.組織文化の機能と逆機能 3.組織文化の変革)
第7章 リーダーシップとパワー(1.リーダーシップの役割 2.リーダーシップ理論の変遷 3.実践につなげるリーダーシップ)
第8章 モチベーション(動機づけ)(1.動機づけ要因の探求 2.組織行動論のなかの動機づけ理論 3.近年の動機づけ理論 4.多様な人材を動機づける)
第9章 グローバル経営(1.企業が国境を越える理由 2.海外進出企業の組織形態)