速度論は不可逆過程を対象とするマテリアルサイエンスの各論的な学問分野である。熱力学ほど大系が構築されてはいないのだが、生産技術分野における問題解決に大きな力を発揮する、極めて益するところの多い重要な領域でもある。『マテリアルサイエンスの基礎:熱力学』の続編である本書は、難解な式をできるだけ避け、速度論の基本的な考え方が十分に理解できるよう工夫された、明解で実用的なテキストである。
書誌情報
速度論は不可逆過程を対象とするマテリアルサイエンスの各論的な学問分野である。熱力学ほど大系が構築されてはいないのだが、生産技術分野における問題解決に大きな力を発揮する、極めて益するところの多い重要な領域でもある。『マテリアルサイエンスの基礎:熱力学』の続編である本書は、難解な式をできるだけ避け、速度論の基本的な考え方が十分に理解できるよう工夫された、明解で実用的なテキストである。