英語による叙事詩を、主要な色彩語語彙とその言語表現から読み解く斬新な研究書である。第1部は8世紀の口承詩『ベーオウルフ』、中核をなす第2部・第3部は近世詩人スペンサー『妖精女王』とミルトン『楽園喪失』にそれぞれ論及する。第4部では補論的に中世物語詩の傑作『カンタベリ物語』と第2・3部の叙事詩とを比論。数々の統計的資料と多彩な実例を引用しながら、詩的言語の世界に新たな角度から接近する。
書誌情報
英語による叙事詩を、主要な色彩語語彙とその言語表現から読み解く斬新な研究書である。第1部は8世紀の口承詩『ベーオウルフ』、中核をなす第2部・第3部は近世詩人スペンサー『妖精女王』とミルトン『楽園喪失』にそれぞれ論及する。第4部では補論的に中世物語詩の傑作『カンタベリ物語』と第2・3部の叙事詩とを比論。数々の統計的資料と多彩な実例を引用しながら、詩的言語の世界に新たな角度から接近する。