臨床心理的援助には援助する人の学んできたことや経験により、非常に多様な方法・実践があるのが現状である。臨床心理的援助に大切なことは、まず「大きな失敗をしないこと」、それから改善を加え修正を行っていくことである。そのためには基本をしっかりと身につけていくことが何より重要となる。前半に一般心理学、発達の基本研究を挙げ、後半に援助の方法や実際例を掲げ、基礎から応用まで学べる
目次
第1章:体と心の進化1(系統的発達)
第2章:体と心の進化2(運動の発達)
第3章:遺伝と環境・経験
第4章:愛着の発達
第5章:言葉の発達
第6章:知覚と認知の発達
第7章:学習行動
第8章:記憶と忘却
第9章:知 能
第10章:人 格
第11章:自我の発達
第12章:対人関係・集団関係
第13章:臨床心理的援助の歴史と種類
第14章:臨床心理的援助の技法
第15章:性格検査
第16章:精神病理学の基礎
第17章:カウンセリング技法
第18章:コミュニティ支援