経営学における生理学的人間

上武健造 著
本体価格:3000円
ISBN978-4-8429-1757-3
A5判 / 上製 / 216頁 / 2019-12発行

ストレスを感じたらその要素を認知し、自分と向き合って自分をつくり、マネジメントをする。働く人々の精神的な幸福を企図



タイトルの「経営学における生理学的人間」とは、職場で発生するストレスを意識し、適切な克服戦略を通じて本来の自分に戻り、その人らしい生活を送っている人を指す。国も対策を進めてはいるが、依然として長時間労働がはびこり「過労死」を招く実態がある。ストレスを感じたらその要素を認知し、自分と向き合って自分をつくり、職業的未来に向かってマネジメントをする。経営学的な観点から、働く人々の精神的な幸福を目指すための要素がちりばめられる

目次


1章:経営学の対象と部分領域
2章:経営のマネージメントと人事マネージメント
3章:人事政策の諸課題
4章:生理学的基礎
5章:人事政策と労働時間の構成
6章:ストレスマネージメントは何のため?
7章:過労死「Karoshi」等対策の推進
8章:精神医学と精神病理学の区分
9章:個性と作業行動
10章:ストレス概念と身体的精神的症状
11章:負担の克服
12章:ストレス、自分の弱みを突かれる
13章:自分をつくる―ストレス克服戦略