経営学は、管理や経営の実践と直結し、またそれらの仕事を行う際に役立つ体系的な知識としての「実践経営学」である必要がある。初版より4年半、企業の名称、産業界の制度など変更のあったところを修正し、経営者のリーダーシップに関する章を追加、実践に即した経営学の面白さを論述
目次
序章:失われた10年は終焉したか
第1部:マネジメントと現代企業の発展
第1章:国民経済と企業マネジメントの思想
第2章:マネジメントと現代企業への発展プロセス
第3章:新会社法の成立とコーポレートガバナンス
第2部:ベンチャービジネスの展開
第4章:ベンチャービジネスの経営と起業家のバックグラウンド
第5章:起業構想の錬成とベンチャー企業の成長
第6章:ベンチャー・ファイナンスとベンチャー支援インフラ
第3部:企業競争力の進展と技術経営
第7章:MOTの本質と日本企業の競争力
第8章:日本発のMOT革新─セル生産方式の創成
第9章:JR東日本の駅ナカ・ビジネスの展開とSuicaの導入
第4部:企業の社会的責任の拡大
第10章:グローバル化と新しい「企業の社会的責任」
第11章:グローバル化に伴うステークホルダーの変容
第12章:社会的責任投資─その意義と新動向
第5部:日本企業の国際化・グローバル化
第13章:アジアにおけるグローバル小売企業の競争と課題
第14章:在中日系企業と異文化経営
第15章:日本製造企業の国内回帰現象と企業競争力
補遺:リーダーシップ発言のプロセスとサーバント・リーダーシップ論