新版租税論

高木勝一 編著
共著者:磯 雅佳/太田賢一/稲浦 累/工藤章義/松葉秋水/大浜賢一朗/水谷文彦/山本孝幸/長谷川一弘/武田泰史郎
本体価格:3000円
ISBN978-4-8429-1532-6
A5判 / 並製 / 312頁 / 2011-01発行

租税は、公共サービスのコストを賄うため生み出され、所得の再分配や景気調整などの機能が課せられている。政府も社会も租税なくしては存在しえないのである



所得課税の改革、地方財源問題、高齢化を支えるための税制改革など、我が国には租税をめぐる課題が山積している。また、深刻な財政赤字により増税はやむを得ないとの声も挙がる。租税を客観的に理解し、真剣かつ冷静に議論することの重要性が一層拡大しつつあろう。様々な法令によって複雑化している租税を理解できるよう、なじみが薄い税の話を身近な例で説明したり、資料や図表をふんだんに用いて解説

目次


第1章:租税の基礎理論と租税体系
第2章:所得税
第3章:法人税
第4章:フリンジ・ベネフィット
第5章:キャピタル・ゲインとロスおよび納税者番号制度
第6章:住民税
第7章:事業税
第8章:国際課税制度
第9章:消費課税
第10章:資産課税の分類と地価税・富裕税
第11章:相続税・贈与税
第12章:固定資産税
第13章:シャウプ勧告