教育から見る日本の社会と歴史(第2版)

片桐芳雄/木村元 編著
共著者:木村政伸/橋本美保/高木雅史/清水康幸
本体価格:2400円
ISBN978-4-8429-1698-9
A5判 / 並製 / 256頁 / 2017-03発行

学校制度面のみならず、就学率や進学率、都市農村間の労働力移動等の人口動態、国際的視点も入れた日本教育史。最新動向を追記し改訂



学校制度面のみならず、就学率や進学率、都市農村間の労働力移動等の人口動態、国際的視点も入れた日本教育史。最新動向を追記し改訂
「教育」は社会や歴史によって動かされている。つまり「時代の刻印」を受けているともいえよう。だからこそ教育から社会や歴史を見る必要があるのである。そうした認識のもとに、「学校」に代表される制度面のみならず、就学率や進学率、都市・農村間の労働力人口の移動等も含めた人口動態、また、国際的な視野も意識して記述され、新たな視点の日本教育史として好評を得てロングセラーとなっている本書。新たに刻んできた最新の動向を追記し第2版発行

目次


第1章:大陸文化の受容と原始・古代社会の教育
第2章:中世社会の学問と人間形成
第3章:近世の子どもと教育
第4章:西洋教育情報の受容と近代教育の成立
第5章:天皇制教育体制の確立と展開
第6章:資本主義の発展・デモクラシーの興隆
第7章:戦時下の教育と子ども
第8章:戦後社会の形成と教育
第9章:高度経済成長後の社会と教育
資料