名古屋市の1区1館がたどった道

薬師院 はるみ 著
本体価格:8000円
ISBN978-4-8429-1585-2
A5判 / 上製 / 336頁 / 2012-10発行

日本の大都市における図書館の一モデルともなってきた名古屋市の1区1館計画、その初の本格的な学術研究書



名古屋といえば、1960年代に1つの区に1館ずつ図書館を設置するという市の方針を確立した先進市であった。なぜこの計画に着手することになったのか、どのように実施され、計画完成後どのような動きがあったのか。そして、この計画が名古屋市の図書館行政にいかなる影響を与えたのか。日本の大都市における図書館の一モデルともなってきた名古屋市の1区1館計画、その初の本格的な学術研究書

目次


序章
第1章:1区1館開始前
第2章:1区1館と名古屋市の図書館人
第3章:1区1館と地方行政
第4章:1区1館と住民運動
第5章:1区1館完成後
第6章:1区1館と自動車図書館
第7章:1区1館とコミュニティ施策
第8章:1区1館の第2幕