教育現場である学校で起こるはずはないと思われているセクハラ。しかし、「実習セクハラ調査」によりその実態が見えてきている。児童生徒にとっては学習権の侵害であり、教員にとっては労働権の侵害となるばかりでなく、就労と教育/学習環境の悪化を招くことになる。学校が、児童生徒にとって安心・安全な教育/学習の場になること、児童生徒の人権が尊重される教育/学習の場になること、そのためにスクール・セクハラが根絶されることを願って、本書を刊行
目次
1章 調査から見えるスクール・セクハラ
2章 事例に見るスクール・セクハラの実態
3章 事例に見る被害解決のための取り組み
特別寄稿 法的視点からスクール・セクハラを見る
4章 スクール・セクハラを防ぐために
5章 スクール・セクハラはなぜ起きるか