「区政は区民を幸せにするシステム」と位置づける荒川区。荒川区民総幸福度(GAH)を導入し、競争一辺倒の社会から脱却し、誰もが幸福を感じられるような地域社会、「幸福実感都市」を目指すその取り組みを紹介
オビ:
荒川区の「GAH」の工場の努力は、新たなる都市社会形成への創造的試みである。(森田実:政治評論家)
区民の誰もが校服を感じられる「幸福実感都市」をめざす荒川区の取組みを紹介する、時代を見据えた良書。
目次
Ⅰ:なぜ、いま幸福度指標が問われるのか
1:豊かな自然、人間の触れ合いと絆が幸福をつくる
2:一人一人の意識改革が幸福を実現する
3:GDPと幸福度
4:地域の「幸福」とは
Ⅱ:荒川区民総幸福度(GAH)とは何か
5:荒川区民とともに、基礎自治体の挑戦
6:幸福を実感できる地域づくりのために
7:経済学からGAHについて考える
8:心理学の観点からGAHについて考える
9:二歩先の「幸福実感先進都市」を目指す
10:GNHのにほんへの応用は可能か
Ⅲ:荒川区民総幸福度(GAH)のこれまでの取り組みと今後の展望
11:荒川区における取り組み
12:荒川区自治総合研究所における調査研究