2014年6月に大きく改正された会社法を反映し、改正の主要点を明確に示す。会社法は社会常識としての基本的知識として学んでおくべきものであるが、理解しにくい法分野でもある。その基礎を押さえたうえで理論から実務へと言及、企業で経営を担う管理職の方や企業法務担当者にも資する内容となっている。各章の理解を進めるために、章冒頭に導入判例を配置し、重要論点や誤解を生じやすい事例等も随所に配する。読みやすいわかりやすいを追求した教科書
目次
Ⅰ部:会社の基本概念と設立
1章:会社とは何か
2章:会社の設立はどのように行われるか
Ⅱ部:株式と会社支配
3章:株式会社とは何か
4章:会社支配と事業承継とは
5章:株主権とは何か
Ⅲ部:会社機関と運営システム
6章:基本的機関としての株主総会
7章:株主総会の運営と訴訟とは
8章:会社の業務運営と監督はどのように行われるか
9章:会社の監査機関と新たなガバナンスシステムとは
Ⅳ部:企業会計と資金調達
10章:企業会計のルールとは
11章:会社はどのように資金を調達するのか
Ⅴ部:会社間連携と組織再編
12章:ホールディングシステムとは
13章:企業組織再編はどのように行われるか
14章:会社の倒産と再生とは