国際<家族と法>

青木 清/佐野 寛 編著
共著者:佐藤文彦/愛知正博/伊藤弘子/樋爪 誠/横溝 大/種村佑介/海老沢美広/佐藤千恵
本体価格:2200円
ISBN978-4-8429-1572-2
A5判 / 上製 / 208頁 / 2012-04発行

国際化する現代社会にて発生する<家族と法>をめぐる諸問題について、簡単な設問を用いながら、できるだけ平易に解説を加える



人々の生活がグローバル化することに伴って、我々の身近で起きる家族間の法律問題も様々な形で外国とのかかわりをもつようになっている。国際化する現代社会において発生する<家族と法>をめぐる諸問題について、簡単な設問を用いながら、できるだけ平易に解説を加える。本書が扱う問題の中心は、国際的な家族関係に適用される法律の決定についての「国際私法」であるが、日常生活で実際に問題となる、戸籍や国籍、在留資格および外国人の登録制度などの問題についてもそれぞれ設問を立てて解説を加えている

目次


国際結婚の基礎(設問1~5 内容:渉外関係の規律方法・国際私法とは/国際結婚と国籍/国際結婚と戸籍/外国人登録/婚姻と在留資格)
夫婦(設問6~14 内容:国際結婚の成立/国際結婚の方式/婚約破棄と損害賠償/夫婦財産制/協議離婚/不統一法国/裁判離婚/離婚の国際裁判管轄/外国離婚判決)
親子(設問15~24 内容:嫡出子/非嫡出子/生殖補助医療と法/外国人たる子の出生届、戸籍、氏/子の国籍/養子縁組/夫婦共同縁組/離縁/親子関係/子の奪い合い)
相続・後見・扶養(設問25~28 内容:相続/相続人不存在と財産の帰属/外国人と任意後見/扶養)
平和条約・難民(設問29~30 内容:平和条約と国籍、共通法/難民)