情報化は多大の恩恵を与えてくれる反面少なからぬトラブルを引き起こしてもいる。今日、情報化の進展にあわせて、それに対する人間側の意識の変革が必要となってきている。本書は「計算機がどのような原理で情報処理を行っているのか」を基本テーマに、情報処理のメカニズムを扱い、最終章には人工知能について詳しく論究している。
目次
第1部:情報処理の基礎
第1章:情報とは
第2章:情報処理と計算機
第3章:情報の符号表現と情報量
第4章:書換系とオートマトン
第5章:チューリング機械
第2部:Prolog プログラミング
第6章:Prolog
第7章:バックトラック
第8章:再帰的定義
第9章:プログラムの制御
第10章:いろいろのプログラム
第3部:知識の処理
第11章:知識の表現と処理