社会学的心理学的な視点でボランティア活動の3原則、ボランタリズムの諸側面を検討・考察
自発性、公益性、無償性の3原則によって特徴づけられるボランティア活動。社会学的・心理学的な視点からその原則やボランタリズムの諸側面に検討を加え、日本におけるボランティアの実際と、互酬性によって特徴づけられる日本型ボランティアについて考察をする。そして、有償ボランティアの意義や、企業・教育の現場へのボランティア活動の波紋を概観し、経済システムにおける市民事業の役割・可能性を展望する。また、行政と教育の現場でボランティアに熱い視線を向けてきた方々との多方面にわたる座談会も収録する
目次
1章:ボランタリズムとボランティア
2章:日本社会とボランティア
3章:ボラティア活動の広がり
4章:ボランタリズムの発展と展開
補章:座談会:ボランティアを語り合う