ギデンズと社会理論家たち

宮本孝二 著
本体価格:2800円
ISBN978-4-8429-1767-2
A5判 / 並製 / 264頁 / 2020-03発行

社会理論家の著作を検討し論じてきた。ギデンズ社会理論の構築過程における社会理論家たちとのかかわりを究明



現代社会の全体的構成を把握する視点をもって構造化理論を提示、社会主義/マルクス主義の根底的見直しを理論的に展開、ブレア政権の「第三の道」路線を支えるといった、足跡をもつギデンズ。その社会理論の展開において、ギデンズは多くの社会理論家の著作を検討し論じてきた。理論構築過程においてそれらを活用する場合もあれば、理論構築によって獲得された視点から新たな検討を行うこともあった。主要な社会理論家についてのギデンズの検討を紹介し、社会理論構築との関連におけるそれらの意義を明らかにする

目次


 はじめに―ギデンズとの出会い
序論―ギデンズ社会理論の展開
第1章 オーギュスト・コント
第2章 カール・マルクス
第3章 マックス・ウェーバー
第4章 エミール・デュルケム
第5章 構造主義とポスト構造主義
第6章 機能主義
第7章 イギリス知識人―R.ウィリアムズ、E.P.トムスン、T.H.マーシャル
第8章 ユルゲン・ハーバーマス
第9章 アーヴィング・ゴフマン
第10章 その他の社会理論家たち―G.ジンメル、A.シュッツ、H.ガーフィンケル、H.マルクーゼ、A.グールドナー、A.ゴルツ、B=H.レヴィ、M.フーコー
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