本書は、これから心理学を学ぼうとする人々が心理学を身近なものに感じられるようにと、日常のなかでの興味ある現象や事実の提示から説き起こされ、その心理学的な意味や理解の方法、その背景となっている理論、歴史的経緯などが加えられながら説明されている。初学者が学びやすいように工夫がこらされているだけでなく、応用心理学へのよき入門書ともなるであろう。巻末に「心理学の資格と仕事」を付す。
目次
1部:心理学の基礎
1章:感覚と知覚
2章:記憶
3章:学習
4章:思考と言語
5章:情緒と動機
6章:発達
7章:知能
8章:性格
2部:応用心理学
9章:臨床心理学
10章:社会心理学
11章:教育心理学
12章:犯罪心理学
13章:産業心理学