普段、私たちは権利・義務を意識することなく生活しているが、法律は実は周りに普通に存在している生活の一部である。本書は人の一生を縦糸に、生涯で遭遇するかも知れないライフ・イベントを横糸に見立て、実定法の各領域を項目化し、それぞれの法領域とのかかわりを概説する。出生から死亡までの経過に沿って法領域を配置、生活の中で生じる様々な問題について、各法領域とかかわりの深いライフ・イベントを提示しつつ事故や犯罪、裁判、国際関係と法を取り扱う。法学を身近に感じてほしいと工夫をこらす
目次
序章:人の一生と法律
第1章:子どもと法
第2章:学校と法
第3章:就職と法
第4章:企業と法
第5章:契約・消費と法
第6章:住居と法
第7章:婚姻と法
第8章:事故と法
第9章:犯罪と法
第10章:裁判と法
第11章:役所と法
第12章:税金と法
第13章:福祉と法
第14章:死亡と法
第15章:国際化と法
第16章:国際社会と法
第17章:個人の尊重―基本的人権―
終章:未来の法